老眼のしぐさはカッコ悪い。ライフプランナーと遠近両用メガネ。(インタビュー企画)
老眼のしぐさはカッコ悪い。ライフプランナーと遠近両用メガネ。
インタビュー企画 第5弾は、ライフプランナーのメガネストーリーをご紹介します。仕事のことや、プライベートのことなどさまざまにお伺いするなかで、メガネストーリーが見えてきました。
□今回インタビューをお受け下さった方
年齢:50歳 / 職業:ライフプランナー
遠近両用(中近重視)メガネを着用
□メガネ歴30年。20歳の時からメガネとコンタクトレンズを併用。
–裸眼時はどんな状態ですか?いつくらいから見えにくくなってきましたか?
両眼とも近視です。20歳の頃なので、大学の後半くらいから見えにくくなってきました。昔はコンタクトレンズとメガネを併用していたのですが、最近、コンタクトレンズの使い勝手が不便になってきたところで、メガネレンズメーカーの方とご縁があり遠近両用メガネを購入しました。メガネ歴でいうと、30年くらいです。前職の時は、会社の繋がりでメガネ即売会などに行く機会があったので、コーチとかブルガリのようなブランド系のフレームをたくさん持っています。メガネレンズ自体を気にすることはほとんどなく、ファッションとしてのメガネという認識だったので、自由が丘にあるお洒落なメガネ店のフレームなども持っていました。使用してないものも含めると20本くらいは持っていて、うち実際に使用しているのは10本くらいですね。
–メガネは普段から常に着用していますか?
ずっと付けっ放しなので、メガネケースは持ち歩いてないですね。朝起きてかけて、寝る前に外します。
–新しいメガネを買うタイミングについておしえてください。
フレームは基本的に飽きのこないものを選ぶようにはしていますが、服装や季節によってメガネを変えたくなったり、お客さんに与える印象を変えたいと思った時に買ったりしますね。
□コンタクトレンズでハッキリ見づらくなってきて、メガネを探し始めた。
–なぜコンタクトレンズが不便に感じるようになってきたのですか?
厳密に言うと、不便というより今まで見えていたものが見づらくなってきて、メガネを探し始めました。ただ、その頃に作ったのは遠近両用のメガネではありませんでした。
–見えにくいなと感じたのはどんな場面ででしたか?
仕事中、パソコンのメールが、多い時には1日50通以上は来ていました。前職は英語のメールだったりすることもあり、なかなか読みづらいなと思っていました。当時、着用していたメガネは遠近両用メガネではなかったので、不便を感じていました。
私たちの仕事は、数字をたくさん見ます。外出時はスマートフォンを使っているのですが、スマホで数字を見る時は遠近両用メガネがないと厳しいですね。遠近両用メガネがない状態だと、どうしても眼からできるだけ離して見る姿勢になってしまいますね。
最近は、仕事で使用していたPCがタブレットになり見やすくはなったものの、どうしても字が細かいと感じますね。お客さんと話している時に、お客様の前で老眼の仕草をするわけにはいかないので、新しいメガネを買うまではお客様にばれないように頑張っていました。
–年齢を重ねるごとに見えにくくなるのは仕方ないと諦めていましたか?
見えにくくなることは仕方ないと思っていましたが、メガネ屋さんに「早めに遠近両用メガネにしておくほうがいい。年齢を重ねてからいきなり度の強いメガネをかけようとすると違和感が強くてかけづらくなる」ということを言われたのは衝撃的でしたね。
□商談の時に、タブレットに顔を近づけたり、メガネを取ったり外したりするのはかっこ悪い。
–遠近両用メガネを買うまで、通常のメガネで耐えていた我慢期間を教えてください。
お客様と話す時に取ったり外したりできないので、2013年頃、今の仕事を初めてすぐくらいに意識し始めましたね。実際に買ったのは2015年なので、実質2~3年くらいは通常のメガネで耐えていました。
–遠近両用メガネを知ったきっかけはなんでしたか?
お店で視力を測ってもらった時に自分に老眼があることは認識していたのですが、「遠近両用メガネをかけるとこうなりますよ」っていうのを説明してもらって、テストレンズを試してみたら結構良くて。遠近両用メガネレンズの機能的なことも教えてもらい、興味が湧き始めました。
慣れるまで大変なのかなと思っていましたが、今では遠近両用メガネがないと困ります。
–遠近両用メガネが欲しいと思ってから、購入までに至った時間はどのくらいでしたか。
すぐです。フレームというよりはメガネレンズでしたから、メガネレンズを変えることにより見やすくなるのであれば、そのメガネレンズを持たねばならないという思考になったので、すぐ買いました。ついでにフレームも選ばせてもらいましたし、即決でした。
–それまで、遠近両用メガネにどんなイメージをお持ちでしたか?
メガネ自体がお洒落をするものというイメージなので、そもそもレンズには興味はありませんでした。遠近両用メガネのイメージは、メガネレンズの真ん中に線が入っているとか古いイメージしかなかったですし、安いメガネレンズよりは、高いものの方がいいのだろうなあというレベルの知識しかありませんでした。
以前に、安売り店で老眼用メガネみたいなものを1万円くらいで買ってみましたが、頭がクラクラして大変ですぐ捨てた経験もあり、30年もメガネをかけていたのに、恥ずかしいことにメガネの構造がよくわかりませんでした。
–仕事をする上での、遠近両用メガネの活用シーンを教えてください。
仕事上、話をするというよりは、お客様の話を引き出すことに撤するので、基本的にお客様の胸元か手元の資料を見て話すようにしています。商談の時に、自分の資料も、お客さんが見ている資料もどちらも見えることは助かっています。
あとは、お客様がすでに持っている保険の資料なども基本的に字が小さいのですが、眼から離して見ることもせずに読めるので大変助かります。
–普段の生活の中での、遠近両用メガネの活躍シーンを教えてください。
郵送物や、子供の学校の資料も見えるようになりましたね。車の運転の時は、近視のサングラスと遠近両用メガネで使い分けていますが、だいたい遠近両用メガネをかけています。日差しが強い時は、サングラスを着用するので、車には常備しています。車のナビを見る時とか、夜の運転時は助かります。
□遠近両用メガネはちゃんと使えば楽になる。だから同僚にも勧める。
–同僚の方とメガネの話題になることはありますか?
この仕事をやっていると必ず眼に負担がかかります。書類は細かいですし、パソコンは1日中見るので、「メガネ何を使ってる?」「どこで買っている?」など聞いたりします。あとは、「メガネレンズはどうしている?」って聞きますね。回答は、「全然考えてない」というのがほとんどですね。最近だと、「奥さんの老眼が気になるのだけど、よくわからないお店で買わせたくないんだよね」って相談されることもありましたね。同僚には、「楽になるよ」と言って勧めています。眼に負荷がかからなくなるよっていう意味ですね。
仕事に支障をきたしたときに、メガネに詳しい知り合いがいればいいんですが、いない場合は、ただ「メガネ変えるか」ってなってしまうと思うのですよね。遠近両用メガネを買うべきなのに、それに気づいてない人が大半だと思いますし、遠近両用メガネを買うべき人は、早い人だと30代くらいからでもいると思います。少しでも見えにくくなってきたなという方には、ぜひ店頭で遠近両用メガネレンズを体験してみてほしいと思います。
–ありがとうございました。
(J1003U1N-0322/2019-8-15)